Google Cloud 「無料トライアル」でもらえたクレジット、何に使える?

Google Cloud ウェブサイトにアクセスして、300 ドル相当の無料クレジットトライアルに登録すると、Vertex AI の上限を引き上げることが可能。Google Cloud の無料トライアル(90日間有効)に登録すると、Vertex AI の Media Studio から Veo 3 で動画生成ができます。料金はサブスクを選ばない限り発生しません。
ただし AI 動画生成はエネルギー消費が大きいため、利用は必要最低限に抑えるのがおすすめです。

1. Google AI Studio 本体は無料で使える!クレジットは消費されない

  • Google AI Studio の利用自体は すべての地域で完全に無料です。プロンプト実行やモデル利用時にクレジットが消費されることはありません。
  • 実際、Gemini APIの無料層も利用可能ですが、 Studio 上での操作に対しては課金されず、クレジットは消費されません。

つまり、AI Studioを使う限りは、せっかくの¥43,301分のクレジットは減りません。


2. クレジットはどこで使えるの?

これは「Google Cloud Free Trial(Google Cloud 無料トライアル)」としてのクレジットと考えられ、以下の用途で使えます。

対象となるサービス

  • Vertex AI をはじめとする Google Cloud 上のサービス全般で利用可能です。例えば、Vertex AI Studio、Translation API、Compute Engine、BigQuery などにも使えます。
  • Gemini API のペイ・アズ・ユー・ゴー利用(=有料プラン) に切り替えることで、Studio 以外からAPIとして利用する際その利用料金にクレジットを充てられます。

3. 具体的にできること(クレジットの使い道)

ユースケース説明
高度なAIモデル利用Gemini 2.5 Pro、Flash、Imagen 4、Veo 3(ビデオ生成)などの有料プランを試すことができます。
AI動画生成(Veo 3)Google Cloud の無料トライアルを利用する裏ワザとして、Vertex AI の Media Studio 経由で Veo 3 を無料で使える方法もあります。
Generative AI や他APIの試用翻訳API(Translation)、映像分析、音声文字起こし、自然言語処理などといったAI APIも、無料枠やクレジットで試せます。
インフラ構築などのGCP利用Compute Engine(VM)、Cloud Storage、BigQuery などのサービスにもクレジットを使えます。

4. 結論

  • Google AI Studio にクレジットは消費されない(Studio自身は無料)
  • クレジットを使いたいなら、Google Cloud の Vertex AI や他の GCP サービス経由で使う必要がある
  • 特に Gemini API のペイプランVeo 3 などのメディア処理に充てるのが最も実用的でおすすめです。

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